桜守 嵐士(おうがみ-あらし)
声は落ち着いているが、人にも分かってしまう程度に取り繕うように笑うのでテレビアナウンサーには向いてないと矢津芽市の深夜ラジオ番組のアナウンサー業に就いている。そちらがメインであるが、早朝にお天気お兄さんもやっている。繋ぎの今日の天気の小ネタはほどほどに当たると噂。お兄さんって歳でもない。そうだね。
御木本慎平とは何度か放送局で会ってそこから友人レベルに仲良くなり、たまに呑みに行ったりする。めっちゃ呑む。
そこで話した他愛ない会話をラジオ番組のトークに生かしたりしている。
兄の息子……甥っ子が5年前に行方不明になっており、未だ見つかっていないようである。
甥とは特別仲が良かったわけでもなく、実家の集まりでは一流大学に入っていたとかで孫の顔も見せられない三流大学出の自分よりは甥の方が期待されていた。それでも実家で空気として扱われていた自分にもちゃんと挨拶をしてくれるし、時に年下とは思えない気遣いを見せてくれていた事は覚えている。それは時に自分を惨めに思わせるほどの優しさだった。
それでも彼の名をいつか吉報として取り上げる日が来るといいと、今も思っている。
アナウンサーとしては普通に喋るが、友人相手や不意な時に砕けた口調になる。
自分が苗字で呼ばれるのはあまり好きではないらしく、仕事の時は桜守と呼ばれていいが、オフの時は嵐士と呼んでくれという。
深夜ラジオの持ち番組名は『桜守嵐士のあらしのよるに』である。
特徴表
3-1 天気予報士:外を見て《アイデア》ロールに成功すれば、短い間(1d6+1時間)の正確な天気を予想できる。
5-8 大酒飲み:酒にはめっぽう強く、酔いにくい。アルコールを毒のように扱う場合、探索者はすべてのアルコール関連のPOTを二分の一(端数切り上げ)にする。
名前の由来はあらしのよるに
シナリオ:あなたを探して